犬が喜びのあまりにお漏らしをしてしまうことを、”ウレション”と言います。
基本的には飼い主などに対して、甘えと喜び、そして服従の意味を示す行動なので、決して叱らないでください。
特に幼い仔犬の時期に多く見られ、成長と共に自然と治る場合が殆どなので、あまり気にしない方がいいでしょう。
しかし、興奮しやすい犬の場合、この行動が成犬になっても時々してしまうことがあります。
そういう場合は、まず興奮したらすぐに落ち着かせることが大切です。
その為にも、
・ 日頃から犬を興奮させるような高い声
→ 外出先から帰ってきた時などに、”ただいま〜○○ちゃん、寂しかった?””ごめんね〜”など
・ オーバーな動きで犬に接する
→ 常に“可愛い〜”などといいながらオーバーに撫でたり抱きしめたりするなど
といった行動などはせず、常に落ち着いた毅然とした態度で接することを心がけましょう。
そういった行動を心がけていても、興奮しやすい犬の場合は、
@ 落ち着くまで犬に対して無視をする
A 必死に吠えたり動き回ったりしますが、負けずに放っておく
B 落ち着いてきたら、おすわりなど簡単な指示をする
C 指示通りにできたら、静かに声を掛けて目を見て”よし”と褒めてあげる
このような流れを繰り返すと、犬は大人しくしていると飼い主が自分に注目してくれると覚え、興奮せずに待てるようになるでしょう。
また、その他の方法として、犬が興奮した場合にぎゅぅっと抱きしめてあげる方法もあります。
暴れても離さず、抵抗をやめたら優しくゆっくりと撫でてあげると、落ち着きを取り戻すことができるのです。
しかし、この方法は大型犬の場合、力が強いため暴れて、飼い主が怪我をしてしまう場合もあるので、注意してください。
つまり、興奮状態をコントロールできるようになれば、”ウレション”の問題は解決できるでしょう。
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