犬にとって、主従関係というのは、最も重要なポイントになります。
元々持っている本能で、リーダーの元で生きていくことが家族の一員だという意味を持つからです。
ですから、幼いころから可愛いからと言って甘やかしたり、好きにさせるということは犬の為にも良くないと理解してください。
飼い主が、日頃からリーダーとして毅然とした態度で、様々なことを伝え、教えていくことが大切です。
主従関係を築く為には、
・催促に応じない
→ 甘えた声で吠えたり、飼い主が食事をしている時に欲しがったりする時には絶対に応じないこと
・主導権を握らせない
→ 食事や外出など犬を優先させて行わず、まずは飼い主の準備や用事を済ませてから相手をすること
・勝負には必ず勝つ
→ おもちゃを引っ張り合っても必ず勝ち、終う時には目の前で取り上げて犬の届かないところへしまうこと
・服従の姿勢をさせる
→ 伏せをさせて頭を撫でるなど、飼い主より低い体制の時に触れること
・マウンティングをさせない
→ 足などにしがみついて腰を振る動作(マウンティング)は、発情期ではなく自分より上位だと確認する行為なのでさせないこと
などのようなポイントを、しっかりと覚えてしつけをしましょう。
飼っている犬との関係はどうなのか気になった場合は、犬の様子を見れば一目瞭然です。
例えば、犬が飼い主に対して唸ったり吠えたり、噛んでくるというのは主従関係が逆転している現れだと言えます。
自分が人間よりも優位で、唸ったりすれば自分の好きなようにできると勘違いしてしまっているのです。
噛まれるから、吠えられるからと言ってそのままにしておくと、いつまで経っても変わらず、益々横暴になるだけなので早めの対応が大切でしょう。
修復をするには、少し時間が掛り忍耐力が要りますが、犬の為だと思って根気強くしつけをすれば、やり直しは利くので頑張ってください。
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