ゴールデンレトリバーは、元々ハンターが撃ち落とした水鳥などの獲物を、飼い主に届ける役割をしていました。
今では、飼い主に忠実、泳ぎが得意で体力もあり、状況判断をしながら俊敏な行動ができる犬なので、多くの盲導犬として活躍しています。
その他の特徴としては、
・人懐こく、社交的
・無駄吠えが少ない
・飼い主と行動することを好み、孤独を嫌う
・忍耐力が強い
など、大型犬の中でも温厚な性格なので、飼いやすい犬と言えるでしょう。
しかし、仔犬の時期を過ぎると2・3カ月であっという間に、体が大人程の大きさになるので、小さい頃にしっかりとしつけを行うことが大切です。
また、注意すべき点は、
・番犬
→ 人懐っこく、他の犬に対しても友好的なので、番犬には適しません
・無駄吠え
→ 甘えん坊で寂しがり屋なので、1人でいる環境になれさせ、吠えたら手を叩いたりしてビックリさせてやめさせる
・噛み癖
→ 甘噛みの時点で大げさに”痛い”と言って叱り、部屋から出て行ったり、遊ぶのをやめたりする
・信頼関係
→ ホールドスチールを最低でも1日に1度位行いましょう
※ ホールドスチールとは、犬の親が行う本能の行動の一つで、
@ 飼い主が足を伸ばして座ります
A 伸ばした足の間に、ゴールデンレトリバーをひっくり返して入れます
B 胸と喉の部分を手で軽く抑えて、自由に動けない状態にします
C 始めは嫌がったりしますが、声も掛けずにそのまま抵抗しなくなるまで続けます
D 抵抗をしなくなったら、ゆっくりと体や足先、お腹など、色々な所を撫でてあげます
このように、産まれてから早い時期に、人間は安全で抵抗しても無駄だと、主従関係をしっかりと教えることが大切です。
また、体力があるので、十分運動をさせることがストレス解消にもなり、様々なしつけを行う上で重要となるでしょう。
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