犬の遊び道具は、運動はもちろんのこと、ストレス発散や主従関係をしつけるために重要な役割を持っています。
例えば、犬とボールで、一緒に遊ぶ場合。
犬は動くものが好きなので、すぐに興味を持って追いかけようとしますが、始めからただのおもちゃとして与えないでください。
何故なら、ボールは、犬との主従関係をしつけるために大切なアイテムになるからです。
では、どのような流れで遊ぶと効果的なのでしょうか。
まず、犬に対して少し距離を保ち、ボールを持ちながら”待て”や”見て”と言って、飼い主の方に注目させます。
すると、ボールだけを目で追っていた犬は、声に反応し、飼い主を見るようになるので、それが出来たら”よし!”と褒めてあげてから投げましょう。
そして、投げたらすぐに回収し、また注目させるといった練習をし、出来たら投げてあげます。
そうやって繰り返していると、遊びの主導権も、飼い主が握っていて従えば楽しいことがあると覚えるでしょう。
また、時にはボールを暫らく与えたままにし、思い切り好きにさせることも大切です。
少し遊ばせたらまた回収して、注目させてから投げるといった具合で繰り返すと、犬はより楽しみながら主従関係を学ぶでしょう。
そこで注意点ですが、何かが出来たらおもちゃを与えると言う方法でしつけることはやめて下さい。
それは、人間の子供に例えれば分かりますが、”おもちゃ”や”おやつ”で釣って何かをさせると言う方法は、おもちゃが無い場合はしなくてよいと言う認識になってしまうからです。
また、ボールに限らず紐や、その犬の好きな物で構わないのですが、遊び道具も立派なしつけ道具になるということを覚えておくことをおすすめします。
私がワンコをたった1週間でしつけた方法はこちら