犬のしつけで重要なポイントとなる”噛み癖”について見てみましょう。
”噛む”という行為は、犬にとって防衛本能や歯が痒い時など、本能で動く動作の一つです。
ですから、自分の弱い部分に触れられたときなどに、敏感に反応し”噛む”という行為を無意識にしてしまいます。
例えば、
・人間に対して手や足、靴や家具などを噛む
・犬用のおもちゃやガムを噛む
などのように噛むことがいけないということではなく、噛んではいけないものがあるということを、きちんとしつけなければなりません。
しつけの方法としては、
・遊んでもいい時間に、”おもちゃ”や”ガム”で噛ませながら、一緒に遊ぶ
→ 人間の手から与えられたものは、噛んでも良いと覚えます
※ 常におもちゃが犬の身の回りに置いておかないことがポイント!
・人間の手や家具などを噛んだ時には、”痛い”や”ダメ”とハッキリと叱る
→ 叱られたものは噛んではいけないものだと覚えます
※ 短めの言葉で伝え、体罰は絶対にしないことがポイント!
このように、毎日繰り返して伝え、気長に伝えることが大切にです。
また、幼い犬や小さくて可愛い犬だからといって”甘噛み”を許すことはしないでください。
犬にとって甘噛みも本噛みも”噛む”という行為には変わらないからです。
・噛まれても痛くないから
・噛んでも、それ程傷が付かないから
・犬なんだから甘噛みくらい、しかたないから
など、甘やかしていると主従関係も無くなり、自分の思い通りにならない時は全て噛むという行為で攻撃するようになります。
ですから、噛む行為をした瞬間のその場で、きちんとしつけていきましょう。
それでも、
・生まれつき攻撃的な性格の犬
・臆病すぎて相手を噛む行為で寄せ付けないようにする犬
が、稀にいます。
そのような犬の場合、なかなか素人の人がしつけても治らなかったり、怪我をしてしまう危険があるので、そういう時はプロの人にお任せするというのも一つの方法でしょう。
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