犬のしつけの時期は、しつける内容によって分けて行うといいでしょう。
犬は人間と比べると成長が早く、大体1ヵ月で人間の1歳と同じ程だと言われています。
まだまだ小さい子供だからと思っているとあっという間に大人になってしまうので、なるべく小さい頃から人間と生活していくルールを教えましょう。
例えば、
・トイレトレーニング
→ 飼い始めた日からか、生後3カ月頃まで
(トイレと寝床を分け、トイレシートで尿をしたら3回に1度程取り変え、匂いで覚えさせます)
・服従訓練
→ 生後4ヶ月頃から
※ ダメなことをした時はその場で叱り、よく出来た時は褒めるを繰り返す
(この人がリーダーであり、褒められることをしたいと学びます)
・咬み癖
→ 力を加減できる頃の生後6カ月頃
※ 咬まれた時は“痛い!”と大げさに言って背を向け、数分間は構わないこと
(咬むと構ってもらえないと学びます)
・無駄吠え防止
→ 犬を飼い始めて3〜4日間
※ ゲージに入れてごはん以外は構わず、夜泣きをしても無視すること
(吠えたら誰かが構ってくれるという甘えが無くなり、自立心が芽生えます)
このように、人間は尊敬すべきリーダーであり、自分の居場所はここだということを伝えます。
また、しつける時に大切なことは、毅然とした態度で接するということです。
・可愛いからと寝ている時に覗いたり、触ったりしないこと
→ ビクビクした性格になりやすい
・出掛けて帰ってきた時に、すぐに掛け寄らないこと
→ 主従関係が無くなり、しつけ出来なくなります
・ゲージの中で餌をあげること
→ 犬にとって、一番安心で好きな場所になります
など、人間が上位だということを教え、なるべく早い時期からしつけを始めましょう。
その他に大切なことは、一緒に生活する全ての人間が、しつけを行うということです。
“ダメ!””よしよし”など短めの言葉で指示をし、人によって叱り方や褒めるところが違うと混乱して覚えられないので、注意してください。
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