
人間の高齢化と同様に、犬も医療技術の進歩により、高齢化が進んでいます

現在の犬の平均寿命は14,3歳です。
ここ数十年で飛躍的に犬の平均寿命が伸びたと言います

人間の年齢と犬の年齢を比較してみましょう。
犬の成長は、離乳期・幼犬期・成犬期・老犬期の4つに分けることが出来ます。
離乳期は、生まれてから2ヶ月までの期間で、人間の年で言うと0歳〜4歳です

遊びの中や、飼い主とのコミュニケーションの中でさまざまな事を学び、感情表現が豊かになるでしょう。
幼犬期は、生後3ヶ月〜1年までの期間で、人間の年で言うと6歳〜15歳です

4ヶ月ごろには、反抗期を迎える犬もいるようですが、人間と暮らすためのトレーニングを始めるのに最も適した時期になります。
6ヶ月になると、メスの発情期が始まるので、避妊手術を検討する時期がやってくるでしょう。
オスの性成熟は、メスよりも遅い10ヶ月を迎えるころです。
性成熟期前に、避妊、去勢手術を行うと、性別特有の病気を100%に近い確率で防ぐことが出来ます。
成犬期は、生後1年〜7年までの期間で、人間で言うと15歳〜44歳です

1歳半を迎える頃に、骨や筋肉の成長が止まります。
繁殖を考えるのであれば、1歳半3回目からのヒートで行うようにしましょう。
しっかりと運動させ、太らせないようにすることで、健康に生き生きとした日々を送れます。
犬ごとの個性がはっきりと現れ始めるのもこの頃からです。
老犬期は生後8年目〜で人間で言うと50歳〜となります

8歳を過ぎたら、年に1度は健康診断を受けさせると良いでしょう。
体力的に少しずつ衰えが見え始め、足腰が弱くなっていきます。
白内障や毛が白くなるなどの、老化現象が始まることもあるでしょう。
念入りなブラッシングなどで、コミュニケーションをしっかりと取り、体の異常には素早く感づいてあげることが必要です。
犬の年齢に合わせた接し方、飼い方をすることで、犬は元気に長生きをすることが出来るでしょう。
我が家の母チワワは、現在4歳なので人間で言うと33歳くらいです。
気づけば私より年上になってしまいました・・・。
年齢に応じたケアをしていつまでも元気であって欲しいなと日々思いながら生活しています

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