
言葉を喋らない犬にも、こうしたい、こうして欲しいなどの意思があります

犬からの意思表示を察知できると、病気などの体調の変化にもいち早く気づいてあげられることが出来るでしょう。
犬は「ワンワン」と泣いて意思表示をすることもありますが、ほとんどの場合がボディーランゲージで意思表示をしています。
目や耳、尻尾や口、被毛などで感情を豊かに表現するのです。
母チワワは、とても表情が豊かなので見ていてとても楽しいです。
表情から気持ちをわかってあげられると、スキンシップがもっと楽しくなりますよ

人間が楽しいときに目がキラキラと光り輝くのと同様に、犬も楽しいときには、目がキラキラと光ります

「お散歩行こうか?」
「ご飯にしよう」
など、犬が好きな言葉を聞くと、目がキラキラと光ります。
「待っててね」
「ダメ!」
など、犬を制する言葉をかけると、犬の目はどんよりとします

これと併せて、耳や口や尻尾にも注目すると、犬の意思表示がどのようなものか気づくことが出来るのです。
嬉しいときや、楽しいとき、犬は耳を後ろに倒します。
口元は、口角が上がり、微笑んだような顔になるでしょう。
尻尾を左右に大きく振り、とても嬉しいときは、その場で足踏みをする子もいるでしょう。
反対に、楽しくないとき、体の調子が悪いときは、目はどんよりとし、口角が下がり、尻尾も下に下がっています

体のどこかが痛いときも、犬は尻尾を下げてじっとしていることが多いでしょう。
犬が尻尾を下げ、少し震えている場合には、体のどこかが痛いという意思表示です。
怒っているときは、被毛を逆立たせ歯を抜き出し、必死で怒っていることのアピールをするでしょう。
犬のあくびは、退屈だな、敵意はないよなどの意思表示です。
鼻をペロンとなめるのも、落ち着かないというサインになっています。
これらの意思表示はカーミングシグナルという犬の意思表示手段の一つです。
相手や自分を落ち着かせるとき、けんかを回避するときにこの動作をすると言われています。
犬の豊かな感情表現方法をしっかりと見抜いてあげると良い飼い主になれるでしょうね

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