赤ちゃんの頃、子犬は母親のお乳を飲んで成長します
母犬と離れて暮らしていれば、その影響が残ることはほとんどありませんが、一緒に暮らしているとお乳を飲んでいた頃の影響が残ることがあります。
それは、子犬の食糞癖です。
自分のウンチを食べるのではなく、母親のウンチを食べてしまうのです。
子犬は、お腹が空いたら母犬の元へ行きお乳を吸って空腹を満たしていました。
この行動の名残で、お腹が空いたときに母犬から排泄されたウンチを食べる子が多くいます。
我が家の娘チワワも、母チワワのウンチを食べます。
生後6ヶ月を過ぎると、母犬への依存が少なくなるためウンチを食べることがなくなるのですが・・・。
子犬の食糞癖は生理的な本能ですので、自然と食べなくなるのを待つしか方法がありません。
しかし、生後8ヶ月を過ぎたり、留守番の間だけ自分のウンチを食べてしまう場合には、食糞癖を無くす努力をしましょう
犬が食糞する理由はいくつかあります。
ご飯の量が足りていないこと、ご飯の量が多すぎることが考えられます。
ご飯の量が足りていないと、犬は生きるために自分のウンチを食べてしまいます。
ご飯の量が多すぎると、完全に食べたものが消化されず、ウンチからご飯の良い臭いがしてしまうのです。
ウンチがパサパサとしている場合は、理想的なご飯の量をあげられていません。
反対に、ウンチが水分たっぷりで、柔らかい場合はご飯が多すぎることが考えられるでしょう。
飼い主の気を引きたいときに食糞する子もいます。
飼い主の反応が面白い、食糞することでかまってもらえると思っているのです。
コミュニケーションをしっかりと持ち、犬に寂しい思いをさせないようにしましょう。
もし食糞現場を見つけても、無反応でウンチを片付けてください。
寂しさから食糞している子に、怒るのは逆効果です。
ウンチを食べなくてもかまってもらえるということを、愛情を以って教えてあげましょう
食糞癖のある子のウンチは、すぐに片付ければ食糞を防ぐことが出来ますよ。
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