
子犬を育てていて、悩みに思うことの一つに家の中の家具やカーペット、本などをかじってしまうことです

生後1ヶ月あたりから歯が生え始め、生後4〜5ヶ月で永久歯へと生え変わりはじめます。
この歯の生え変わりの期間は、歯がむず痒いため目に入るものをかじってしまう子犬が多いものです。
特に餌食になるのが、ダイニングチェアやテーブル、木製の家具です。
我が家の娘チワワも木製の物をひたすら「ガジガジガジガジ」と噛んでいます
歯の痒みがおさまる、音が鳴るのが面白い、飼い主さんが反応してくれるのが嬉しいなど、物を噛んでいるときの子犬は色々なことを考えています。
生後4ヶ月の柴犬ワンちゃんが、家の壁をかじってしまって困っているという相談を受けたことがあります。
相談者さんのお宅へお邪魔すると、ワンちゃんが壁紙を剥がして、モルタルの壁にかじりついていました

子犬の間にかじり癖を治しておかなければ、大人になっても色々なものを噛んでしまう犬になってしまうでしょう。
まずは、噛んではいけないことを教えます。
家具や本、壁、カーペットをかじっているのを見つけたら「ダメ!」など、いつも注意をしているときに使う言葉をかけてかじる行為をやめさせましょう。
そして、愛犬を自分のもとへ呼び寄せ、しつけ用のお菓子を与え褒めてあげます。
かじる前にやめさせたいので、かじるそぶりを見せた瞬間に犬を呼び寄せるようにしましょう。
かじり予防のためには、
・散歩に眺めに行くようにしてストレスを発散させる
・かじっても大丈夫な木製のオモチャやコングなどを与える
・かじり防止スプレーを塗布する
などが有効です。
出かけるときなど、犬のそばを離れる際はハウスなどに入れておくと良いですね。
何かかじっている所を見つけたら、ダメ!と一喝した後、無言でハウスにしばらく入れる方法も有効です。
「物をかじったら相手にしてもらえない」という思考を犬に植えつけます
苦い味のするかじり癖スプレーも有効ですが、苦味になれてしまうワンちゃんも多いです。
根気強くワンちゃんにかじってはいけないということを教えるようにしましょう。
叱るとき、オーバーリアクションしてしまうと、犬は遊んでもらっていると勘違いしてかじり癖が治らなくなってしまうので気をつけてくださいね

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