犬は、活発な生き物で、大型犬も小型犬も散歩をすることで日々のストレスや運動不足を解消しています
チワワなどの小型犬は散歩が必要ないと言われることもありますが、心身の健康のためにも出来るだけ外へ連れ出してあげてください。
最近では、散歩を嫌がる犬も多くいます。
我が家の4歳チワワにも変な散歩嫌いの習慣がありました。
家の近所での散歩が嫌い。(旅行や遠出をすると積極的に歩くのですが、家の近所は歩きたがらない)
目的地まで自力で歩かない。(目的地である公園につけば歩くのですが、公園に自力で歩いて行けない)
仕方なく抱っこで移動していましたが、甘やかしていてはいけないと奮起し、しつけを開始したのです。
散歩嫌いの犬の特徴はその場で尻尾を垂らして固まってしまう、家の方向に向かって猛ダッシュしてしまうことです。
外の世界に対する恐怖心やトラウマなどから散歩が嫌いになる犬が多いですね。
まずは、外の世界が怖くないこと、散歩に出かけると良いことがあることを教える必要があります。
しつけ用のトリーツや普段あげているお菓子を細かくしたものを持ってお散歩へ出かけましょう
犬が歩くように鼻先にお菓子を持って行き歩かせます。
数歩歩いたらお菓子をあげる(電信柱や信号など目印を決めると良いですね)。
これを地道に繰り返します。
たまにお菓子をあげるふりをして、もう少し歩かせてみても良いですよ。
繰り返し行っていると犬が、動かなくなることもあるでしょう。
このとき、飼い主も犬と同様動かなくなるのです。
私は断固として動きませんでした。
犬は行きたい方向を向いて、私も行きたい方向を向いて・・・
お互いがそれぞれ反対の方向を向いて数十分間立ち止まっていました。
目も合わせず、名前も呼ばず立ち止まっていることに対し、犬は徐々に不安を覚えるようになります。
しばらくすると、犬が足元へ寄ってくるでしょう。
犬が行きたい方と反対に歩いたので、お菓子をあげて褒めてあげてください。
目的地へ向いて歩く練習は、安全を確認できる場所で行ってくださいね。
一日、一日の目標を決めて無理なく行うことが大切です。
立ち止まって、お互いが反対方向へ向いて立ち止まるのはせいぜい一回を目安にしましょう。
頻繁にこの状態になってしまうと犬の散歩嫌いを増幅させてしまいます。
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